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春の始まり

さて、言葉を紡ぐか。それは簡単なこと。

ただただ、浮かび上がる言葉を繋ぎとめるだけ。
右手を差し出されたら左手を返すように、
微笑まれたら微笑みかえすように、
所作に合わせて、その手を握るだけ。

風が、吹き抜ける。
遠い遠い空に存在を飛ばし、
大地に、二つの足で、立つ。